頼むぜ、相棒!

梅雨いつ明けるんでしょうね。暑くてジメジメ。カビの生えやすいシーズンです。

ボクの働いてる職場も、水を使うので黒カビが発生しやすく、その対応に日々悩まされています。

というわけで、先日、暇な日を活用して、職場の大掃除を相棒としました。

二人でせっせと、白壁にこびりついた黒カビをブラシで汗をカキカキ地道にこすっていたわけですな。

もう二時間もそんな地味な作業を続けていた頃でしょうか、いきなり相棒が「もっと効率的なことをしようぜ」と半ばキレ気味な声で言いました。

「効率的って、どんな?」とボクが尋ねますと、いくらこすっても壁にしみ込んだ黒カビが落ちないから、いっそのこと白いペンキを塗って黒カビを消しちまったほうが賢いとのこと。

そう説明するとボクが承諾する間もなく、相棒は工務に電話して、白いペンキを調達してしまったのです。

ボクには掃除に割ける時間はもう残っていなかったので、ペンキ塗りには手を貸せませんでしたが、こっちがセッセと違う作業をしてると、背後から相棒の助けを求める声が聞こえてきました。

何かトラブルがあったのかと慌てて声がしたほうに駆け寄ると、タンクと壁の狭い隙間から相棒は情けない声で言いました。

「後先考えずペンキを塗ったら、出られなくなっちゃた」と。

相棒+のコピー_convert_20130702215427


こんなベタな結末が現実にあるのかと、ボクは失笑するしかありませんでした。

頼むぜ、相棒!
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相棒の長便所

ボクの相棒は隙あれば怠けようとするタイプです。

会社の規則で、50分の昼休みのほかにとれる休憩は15時の10分と計1時間ですが、相棒の休憩時間はトータルすると平均2時間近くになるのではないでしょうか。

始業時間前からコチラは早く来て準備に追われているのに、それを手伝う気もなく悠長に出勤。それどころか、始業時間を15分も過ぎてから職場にノコノコ現れるような暢気ぶりなのです。

コストダウンで人員をぎりぎりに削減され、二人で作業をしているので、そのしわ寄せはボクにダイレクトにきます(そのせいか、最近腰痛に悩まされています)。

相棒が休憩ににげる口実に使うのは、たいていトイレです(もちろん、本当にトイレだけのときもありますよ)。
トイレにいって、それとセットで休憩を入れる悪知恵ですね。階下のトイレに行ってくるのに、15分もかかるなんてありえないですから。ボクなんて3分てもんですよ。
ひどいときなんて、11時半ぐらいにトイレにいって、昼休みの5分ぐらい前に帰ってきて、ろくな仕事もしないで昼飯に行ってしまうこともあります。

ウソを言っているのかどうか見抜くために、最近はやりの統計的手法を使って分析してみたら、ウソを言っているときの傾向がわかりました! さすが、最強の学問、統計学です。

それは、トイレに行くときに使う表現の違いからウソが見抜けるというものです。

相棒は、トイレに行くときに3パターンの表現を使います。

それを例挙しますと、

①「便所に行ってきま~す」

②「ウンコしてきま~す」

③「お手洗いに行ってきま~す」


です。

この中でウソをつくときに使う表現は③です。

だいたい、ガサツな相棒は「お手洗い」なんて上品な言葉が似合う柄ではありません。
また、そんなかしこまった表現をつかうのは、こころにやましいものがあるからに違いないのです。

先日、現場を押さえてやろうとある戦略をたてました。

それは、相棒が③の表現を使ってトイレにいって4,5分してから、ヤツが休憩しているであろうと推測される階上の休憩室に突撃してやろうというものです。

ついにその戦略を実行に移しました。

戦略通り、ヤツが③の表現を使ってトイレにいって4,5分してから、ボクはヤツに気づかれないように忍び足で階上の休憩室にあがっていきました。

その休憩室は空きスペースにパーティションで囲ってつくられたものなので、扉をしめていると中の様子はまったくわかりません。

しかし、その中からは淹れたての薫り高いコーヒーの香りが漂ってきます。

敵はパーティションのなかにあり!

ボクは確信し、勢いよく扉を開き、

コラ!

と脅かしてやりました。

すると相棒は、まるで中学生がエロ本を見ているのを母親に見つかってしまったときのような取り乱し様で、「アチチッ!」と股間に熱いコーヒーをこぼす始末。

そして放った言い訳がコレです。

「あれ? オレ、トイレ行ったっけ?」

オマエは痴呆老人か。

頼むぜ、相棒!

長便所+のコピー_convert_20130709055312



つわ者、砂糖袋と格闘する相棒

ボクの担当する職場では、けっこう調味料の袋のゴミがでます。

なかでも多いのが塩と砂糖の袋。

で、どっちが片づけに面倒くさいかといいますと、それはもう圧倒的に砂糖の袋です。

うちでは精製塩は2つのメーカーのものをつかっていますが、一方のメーカーは紙袋にビニールがはいったもので、もう一方はビニールなしのもの。

使用する側として楽なのは、やっぱりビニールなしの袋のほうです。

なぜなら、塩の内容量は25キロと、他の調味料に比べダントツで重く、かつ袋はパンパンに張っていてゆとりがありません。
そこから重い塩のはいったビニール袋を引き出し、ハサミでビニールを切るのはかなりしんどい作業です。たとえて言えば、マツコ・デラックスくらいに肥えた女性が自分で背中のブラのホックをとめるような重労働なのです。

そんな横綱級の面倒くささに勝る砂糖の袋って、いったいどんなバケモノ? 
きっと、塩よりももっと重いコニシキみたいなバケモノに違いないわ、なんて思われるかもしれません。

しかし、上白糖の内容量は20キロと精製塩より5キロも軽いのです。

でも軽くても、クリス松村がマツコ・デラックスよりもバケモノでなくないように、砂糖袋の恐ろしさは底しれないのです。

砂糖袋の恐ろしさは、ナイロン袋の切り離しがひじょうにやっかいなところです。

そのナイロン袋は、他の調味料の袋にくらべて圧倒的に強度に劣る外袋と、同じ強度の内袋の間にサンドされています。
なおかつ、そのナイロン袋の底は、タコ糸のような恐ろしく強度のある糸で縫いつけられているのです。

そしてまたそのナイロン袋の薄くて頼りなさったらありません。
ちょっと強く引っ張れば途中で切れてしまい、のこりはタコ糸にしっかりガードされなかなか引き出せず、きれいに分別するのは本当に至難の業です。

他の切り離し方とすれば、ハサミで尻を切り分別するという手もあるのですが、弱々しい袋といえども、6重にかさなっていれば、毛利元就の三本の矢のように頑強で、普通のハサミではなかなかうまく切れるものではありません。

そんな面倒な雑務を毎日何十枚とこなすとなると、非常に体力を使いますし、それだけでバカにならない時間を費やすことになってしまいます(たかがゴミ処理にそんなエネルギーをつかうのは、とても虚しいのです)。

だからといって、適当な処理の仕方をしていると、ゴミを廃棄業者に渡す課から苦情の電話が入ります。

先日も、クレームの電話が相棒の携帯にかかってきました。

クレームの電話の相手は、相棒がひどく嫌う同僚だったようで、電話を切った後、相棒はプンプン怒ってい言いました。

「砂糖袋にビニールが残っているから、回収業者がその袋をもっていってくれないんだと。なんだよ。それでなんでウチらが、犯人にされなきゃいけないわけ。他にも砂糖つかっているとこあるのによ」

そして、相棒は憎々しげに床に散らばった砂糖袋を拾い上げると、

「だいたい何なんだ、砂糖業界ってのは。どのメーカーのもおなじつくりの袋で、まったく扱いにくいったらありゃしない。ロット番号だって尻に印字されていてよ、ロットを確認するのにいちいち尻をもちあげなけりゃならない。そんな調味料他にないよ。わざわざ面倒くさいことばかりやって喜んでいるのかね。使う人間の気持ちをまったく考えちゃいない。砂糖を扱うだけに、業界の体質も甘いんだね。きっと」

と散々悪態をつく始末(まぁ、それには同意しますけどね。砂糖袋に関わっている同僚は、誰もが同じ文句を言っていますし)。

でも、反抗しても同じ事の繰り返しなので、「まあまあ、そうはいっても、分別しなければいけないのは事実なんだからさ」とボクがなだめるように諭すと、

「そんなことわかってら、こうすればいいいんだろ。うぉりゃ!」

相棒はむんずと砂糖袋の両端をつかみ、力ずくでナイロン袋を引き離すバトルを開始しました。

その光景は、往年のラッシャー木村が闘魂むき出しで格闘する勇姿を彷彿させるもの。アツいバトルです。

しかし、結果は相棒のオウンゴールで終わりました。

ナイロン袋が途中で破れ、その勢いでそれを力づくでひっぱていた右手の拳がアゴにヒットし、相棒は崩れ落ちるように床にうずくまり、あまりの激痛にしばらく動けませんでした。

強者砂糖袋+のコピー_convert_20130710060002


winner 砂糖袋。おそるべし、つわ者、砂糖袋です。

惨敗した相棒は、強打したアゴをカクカクさせながら立ち上がり、こんな負け犬の遠吠えを吐きました。

「今度こんなふざけた真似をしたら、そんときはヨウ、袋叩きにしてやるからな。覚えとけ!」

砂糖袋相手に、いい大人が本気になって、

頼むぜ、相棒!










過酷な昼休み

今日の昼休みはとても疲れました。

ボクは昼休みには、必ず昼寝をとるようにしています。
朝早くから休みなしで重労働をしているので、昼寝をしなければ身体がもたないからです。

昼寝には、食堂のうえにある研修ホールを利用しています。

休憩室は別に設けられているのですが、そこは8畳の畳部屋で、大の大人が5,6人も雑魚寝すれば、寝返りもうてない広さです。うてたとしても、髭ずらのオヤジの鼻息が顔にかかり、とてもじゃないが安眠できません。

それに対し研修ホールは広々としており、エアコンも完備。床も絨毯をひいてありますので、けっこう寝心地もよく、昼寝にはうってつけの環境なのです。
それを知っていて、ボクの他にもそこを利用する人が何人かいます。

今日もその穴場に、いそいそと向かいました。
特に今日は、昼交代勤務で昼飯の時間が1時間もずれてクタクタでしたので、早く横になりたかったのです。

しかし、研修ホールに入ると、気むずかしくて有名な部長がひとり、椅子をベッド代わりに並べて、高いびきをかいて寝ていました。

ついていないなとガッカリしましたが、昼寝をあきらめたくはなかったので、音をたてないように部屋に入ると、部長の目が届きにくい場所を探して、そこをねぐらにしました。
自分に甘く部下に厳しいことで有名な部長です。
うっかり昼寝をしているところを目撃されたら、何かろくでもないことを言われるのではないかと、ちょっと警戒したわけです。

しかし、そこはエアコンの風がもろに当たる場所で、昼寝にはあまり適しているとはいえません。
しかも今日は、特にエアコンの風がきつい。真夏でもあるまいし、キンキンに床が冷えるほどの温度設定。
気づかれないように設定を変えようと思いましたが、うたた寝をしていたオヤジがテレビを変えると目を覚まして、なんで変えるんだと怒るようなこともありえます。ここは「触らぬ神に祟りなし」でいこうと決めました。

いずれにしても、ボクより先にきた部長はじきに昼休みが終わるはずです。それまでの辛抱です。ボクは凍死しないように身体を丸めて昼寝に入りました。

何分ぐらいたったころでしょうか、いきなり携帯電話が鳴りました。
ヤバい、俺の携帯電話か、と焦りましたが、「なんだ、るせえな」と部長の声が遠くで聞こえ、それから「はい」と電話にでる不機嫌な声がしました。

聞き耳を立てているわけではありませんでしたが、人気のない静かな部屋で、人並み外れて声が大きい部長の会話はクリアーに聞こえてきます。

これじゃ昼寝できないよと思いながら聞いていると、けっこうヤバい内容の話です。
部長の会話はだんだん過激になって、さすがに電話の相手も心配になり、誰かに聞かれたらまずいじゃないかと言われたらしく、「大丈夫、俺一人だから。ま、盗聴されていたら話は別だけど」と言って、部長は豪快に笑いました。

大丈夫じゃないって、オレがここにいるんだから…。ボクは恐怖と寒さに震え、さらに身体を丸くして身を隠しました。

早く話を終えて、出ていってくれないかな、と祈るような思いで待ち続けましたが、終わるどころか、ますます話が盛りあがっていきます。

時計を見ると、もうじき昼休みの時間が終わります。
時間にルーズな相棒に、いつも休み時間が長すぎると小言を言っている手前、昼休みの時間は厳守しなければ面目が立ちません。

それに冷房で、身体が冷えきり限界です。小便もしたいし、鼻がむずむずして、いつクシャミがでるかわかりません。

どうやってこのピンチを切り抜けたらいいのか。
透明人間になるとか、ワープするとか、現実的ではないアイデアしか思い浮かばず、絶望的な気分に浸っていたら、部長が椅子から立ち上がった気配がしました。

目隠しに使っている積み重ねた長机の隙間から様子をうかがうと、部長は窓の方をむいて電話を続けています。

逃げるなら今がチャンスだ!

ボクはほふく前進でドアに近づき、やっとのことでドアのノブに手をかけた、その瞬間でした。

バッド・タイミングでボクの携帯電話が鳴ったのです。

サーッと血の気がひきましたが、どうすることもできません。

もう、一芝居を打つしかないと思い、ボクはドアを開けると、いま入ってきたような素振りで言いました。

「あっ、良かった。あった、あった、オレの携帯。探し回っちゃったよ」

さて、部長にボクのこの下手な演技が通用したかどうか。

ちなみに、電話をかけてきた主は相棒でした。
相棒は、トイレに行きたいが、機械が動いているので無人にするわけにはいかず、早くボクに帰ってきてもらいたいという要件で電話をかけたとのこと。

「ホント、ヤバかったよ」と相棒は怒っていましたが、いやいや、ヤバかったのはこっちだって。

のどが痛い

朝の寒さに驚いて目を開けたら、のどが痛いです。
用心して長袖を着て寝たのですが、タオルケットをかけていなかったのがいけなかったのでしょうか。
風邪にならなければいいのですが。

それにしても、わけのわからない夢をみました。

なぜか、職場の相棒と遊びにいくのに、彼の息子とその友達まで連れていくという夢。
しかも、相棒は急にガーデニングが趣味になったと言って、花を栽培している農家の畑にズカズカと入り、彼の子どもたちに手伝わせて、勝手に畑の花をとる始末。

農家の人に見つかったら大変だと思い、ボクが「やめろよ」と叫ぶと、背後からその農家の人が現れました。
そして、ボクもその一味に疑われ、なぜかボクだけお灸をすえられてしまったのです。

お百姓さんは、ボクを寒くて暗い部屋に連れて行き、そこで長い説教をしました。
その説教と寒さに、ウンウン唸っていたら、そこで目がさめ、のどが痛い朝を迎えたのでした。

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マウントエレファント

Author:マウントエレファント
アルパカとバラとスプリング、つまり春(おまえはルー大柴か)を愛するナイスミドル?なサラリーマンです。でも同僚には、そんな趣味、ばらしません。キモイっていわれますから。残念!(古っ!)

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