残念な一問

クイズの才能を人事部長に買われて昇進した課長さん。久々の登場です(前回の漫画)。
今回は、思わぬことでパーフェクトを逃し、おおいに悔しがっています。
さて、クイズの天才を打ちのめした一問とは…。

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第三十九話 豹変するマリー

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「しかし…」ケンシロウは後頭部をポリポリかきながら、弱ったなという表情で言いました。「いくら人を和やかにさせるといっても、こんなカトちゃんみたいな変装で外を歩くなんて…」

「カトちゃん?」
当然、加藤茶のことを知らない記者は聞き返します。

「ああ、地球で昔活躍したコメディアンです。こういう禿げズラをかぶってコントをするんですよ」

「コレ、禿げズラじゃないですけど」記者はニットキャップを持ちあげて、ケンシロウの目の前に突き出しました。「とにかく、かぶってみてください。これしか解決策はないんですから」

「はぁ…」
ケンシロウは戸惑いながらも、変装三点グッツを身につけました。

「おや、似合うじゃないですか!」記者は、口達者な洋服売り場の店員のような甲高い声をあげました。「これはワタシが変装するより、ずっと様になってます。いやぁ、元が違うのかなぁ」

「そ、そうですか」
お世辞を真に受けて、ケンシロウは照れ笑いを浮かべます。

「似合いますよねえ」
記者はだめ押しをするように、マリーに同意を求めます。

「えっ!」ケンシロウに見入っていたマリーは記者に尋ねられ、我に返ったように生返事をしました。「ええ、まぁ…」

「ほら、ねっ。全然格好わるくないですよ」記者はお世辞を重ねながら、ケンシロウのかぶるニットキャップを整えると、「じゃ、そういうことで、よろしくお願いしますよ」と敬礼をして立ち去りました。

ケンシロウは、親子の姿が角に消えるのを見届けると、「じゃ、ボクらも行きましょうか」とマリーを促しました。

「そうね」
マリーは素っ気なく答えました。
そして、ケンシロウと肩を並べるのを避けるように、いきなり早足で歩き始めました。

鶴瓶のように人なつっこいマリーが、急によそよそしくなったのにケンシロウは戸惑い、急いで後を追いながら機嫌を探るように声をかけてみました。
「外を初めて歩いてみたんですが、とても感じのいい景観ですね。なんだか、メルヘンチックで」

しかし、マリーは返事をしません。それどころか、さらに歩調を速めました。

ひょっとして、さっきマリーのような顔になりたくないなんて言ったことを、まだ怒っているのかな…。ケンシロウはマリーの不機嫌の理由を考えました。それとも、やっぱりこの変装がおかしいから、一緒に歩きたくないのかも…。

それにしても、とケンシロウは思いました。必死に逃げるように歩く老婆を追うヘンテコな変装の男の光景って、周囲からどう見られるんだろう…。
熟女好きなストーカー? それとも老婆を狙う物盗り?
そんなふうに考えていると、ちょうどすれ違った中年のメスのアルパカ星人が、驚いたようにケンシロウらを振り返りました。

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やっぱ、怪しいと思われているんだろうなぁ…。
ケンシロウはたまらず駆け出し、マリーに追いつくと、「どうしたんですか?」と声をかけました。

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★あらすじ★

ガンダムは〇で、アトムは✕?

惜しいテレビ番組を見逃してしまいました。

それは、NHK Eテレで毎週月曜日夜11:00~11:25分にやっている『スーパープレゼンテーション』という番組です。

この番組は、海外のクライアント相手にプレゼンテーションを成功させる能力を磨いてもらうことを目的に企画された語学教養番組です。
その手法は、世界が注目するアメリカのプレゼンイベント「TEDカンファレンス」で、芸術・科学・ITなど各界の著名人が行ったプレゼンを通して、プレゼンと語学の能力向上を図ろうというものです。

で、今回登場したのが、SF作家のダニエル・スアレース氏。といっても、私よく知らないんですけど、元技術者という経歴から、けっこう現実味のあるSFスリラーを書いている方だそうです。

とういうことは、SF小説に欠かせないロボットなどの分野にも強いんでしょうね(うらやまし~)。
プレゼンのテーマも、「殺しの判断をロボットにさせてはいけない」というものでした。

ダニエル氏がそういう見解に至ったわけは、小説の題材として攻撃能力を備えた無人機について調べているうち、人類が新たに直面している問題を知ったからだそうです。

それは、無人機に攻撃を任せるとなると、人の命を奪う最終判断をするのは、人間ではないという事態も起こりうるという問題です。

調べてみると、そういう恐ろしい技術はすでに公に出ている上、それをつくる素材も秋葉原なんかですべて入手できてしまうそうなんです。

従って、規制をしないと大変なことになってしまうと、ダニエル氏はそのプレゼンで訴えているようです。

そこでふと思いました。無人機だったロボット漫画のヒーローはどんなのがいたのかと。

真っ先に思い浮かんだのは、鉄腕アトム。しかし、そのほかに無人機だったのは何かと考えると、後がなかなか出てきません。あっ、ロボコンがいたか。でもあれ、攻撃ロボット?

それに対して、人間が操作するロボットをあげれば、ガンダム、マジンガーZ、グレートマジンガー、グレンタイザー(だんだんマイナーになっていく~)など、けっこう思い浮かびます。

作者の皆さん方も、やはり人間が判断を下すものでないと安心できないと思っていたんですかね。

といっても、政治の世界などをみても、人間様の下す判断も、ちょっと信用できないと思う今日この頃。
車の世界も、機械の判断で安全性を高めるシステムが進んでいます。
どこまで、機械に任せられるかという境界線を考えなければならない機会が、これからますます増えるんでしょうね。
それをテーマにしたSF小説が多く出されることは、とても有益だという感想を持ちました。

最後に朗報です。
この番組、再放送されます。同局で明日朝6:00~6:25分です。
関心があれば、リアルタイムか録画でどうぞ。


雀蜂との死闘を描いたホラー小説

皆さんの中で、蜂に刺された経験のある方っていますか?

ボクは、小学生の頃、ミツバチに刺された経験があります。
ミツバチ程度なので、大事にならずに済みましたが、けっこう痛かったのを覚えています。

でも、雀蜂に刺されたとなると、そういうわけにはいきません。

話によると、蜂は最初に刺されたときより、二度目に刺されたときのほうが、はるかに危険なんだとか。
その理由は、毒の作用より、それにより引き起こされるアレルギー反応に問題があるからなんだそうです。
つまり、最初に刺されたとき体内でつくられた抗ハチ毒抗体と、二度目に刺されたときのハチ毒が、一度目より強いアレルギー反応を引き起こすということなんだそうです。
仕組みは花粉症と同じなんだそうですが、蜂の場合はアナフィラキシーショックというショック症状が起こり、手当てが遅れると、死に至るケースもあるそうなんです。

いやぁ、怖いですね。

この恐怖を題材にした、怖い小説を昨日買いました。
タイトル名は『雀蜂』(角川ホラー文庫)。作者は、映画化もされた『悪の教典』の著者、貴志祐介さんです。

舞台の設定は、11月下旬の孤立した山荘。外は猛吹雪で外出できるような状態ではなく、通信機器も使えず、助けも呼ぶこともできない。
そんな八方ふさがりの状況下で、以前雀蜂に刺された経験のある男性が、たった一人で雀蜂の大群と壮絶な死闘を繰り広げるというものです。

ちょっと読んでみたんですが、すぐに物語の中に引き込まれ、面白いのなんの。
さすがは、ホラー小説の傑作『黒い家』の著者、貴志さんです。
今晩ベッドの中で、ページをめくるのが楽しみです。


第三十八話 とんだ条件

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「条件って、何でしょう?」
ゴクリと生唾を飲み込んで、マリーは尋ねます。

「ワタシ以外の取材は受けないということが、まず第一」

「それは、もちろん」マリーはホッとした表情で快諾します。「取材を受けるということで話がまとまったら、すぐにアナタに連絡しますよ。この名刺に書かれている電話番号に、電話すればいいんですね」

「そうです。ワタシにすぐ連絡してください」

「は~い、了解です」
マリーは明るい声で返事をします。これで取引は終わったと安堵しているようです。
しかしケンシロウは、記者が第一という言葉を付け足したことを聞き逃していませんでした。

「で、他にも条件があるのですか?」
ケンシロウは、恐る恐る訊きます。

「外に出るときは、変装してください」
記者は、自分の顔を人差し指でツンツンつつきながら答えました。

「えっ…」何でそういう展開になるのか、ケンシロウはまったく理解できません。「どうしてですか?」

「だって、他の記者にスクープとられちゃうじゃないですか、素のまま外出されちゃ」
コイツ鈍いなといった感じで表情を渋くし、記者は説明しました。

「確かに」ケンシロウは頷きます。しかし、さらなる難問が浮かびました。「でも、変装するったって、そういう小道具もっていませんし、何をどうすれば、この顔をアルパカ星人に変えられるのでしょう?」

「整形すれば、いいんじゃない!」
名案が浮かんだというように、マリーが提案しました。

「い、いやですよ。整形手術なんて!」仰天の声をあげたケンシロウは、鶴瓶似のマリーの顔を指さし、「そんな顔になりたくないです!」と首を激しく振りました。

「あら、失礼ね」
老いていますが、マリーも女性です。さすがにムッとした表情になりました。

「あっ、スミマセン。そんなつもりじゃ…」
ケンシロウは失言を訂正しようと、慌てて言い訳を探しました。

「まぁ、まぁ、けんかしないで」記者は仲裁に入りましたが、その顔は必死に笑いをこらえているようです。「整形手術なんて、大げさなことをしなくても、変装はできますから」

「本当ですか!」ケンシロウは胸をなで下ろしました。「で、どんな方法があるんです?」

「これです」と言って、記者はデイパックから何かを取り出しました。「ジャーン! 変装三点セット。張り込みの時、ボクがいつもつけているものですよ」

出てきたのは、アルパカ星人の耳のつくりものがついた紺のニットキャップと同色ネックウォーマー、太い眉毛のつくりものがついたサングラス、アルパカ星人の鼻と口そっくりに成形したマスクの三点です。

「これをつけて、外を歩けというのですか!」
変装三点グッツを装着したときの姿を想像すると、ケンシロウは抵抗感を覚えました。
ニットキャップのてっぺんにはヘンテコな毛が一本ついていますし、鼻の下にはチョビ髭がついていたからです。
これでは、まるで「うちのおとうさん」に変装したときの加藤茶です。

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ニニニ、ニックション! 
突然、記者は大きなクシャミをしました。
「どうも失礼しました。でも、そこがポイントなんですよ」記者は鼻水をすすりながら言いました。「だって、人を和やかにする変装のほうが怪しまれないじゃないですか。それに、これ温かくていいんですよ。ボクたちアルパカ星人の毛で編んだものですから」

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★あらすじ★


第三十七話 マリーの心配

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「ち、ちょっと待って下さい!」
ケンシロウが記者のインタビューに応じようとすると、マリーは猛烈な勢いで制止に入りました。

「なんでしょう?」
邪魔に入ったマリーをうるさそうな表情で見ながら、記者は尋ねました。

「取材をお受けするかどうかは、もう少し考えさせてもらえませんか?」

「どうしてですか?」

「もしアナタの取材が発端になって、他の記者さんたちや一般の方々が家に押し寄せるようなことになれば、家庭の平穏が乱されるんじゃないかと思って」

マリーの心配を聞いて、ケンシロウの脳裏に、スキャンダルを起こした芸能人宅に押し寄せるマスコミの光景が思い浮かびました。

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なるほど、そういうことになったら、困るなぁ。そよ風ファミリーにも迷惑をかけるし…。
そう考えると、浮かれていた気持ちも急にしぼみ始めました。

「でも、彼の存在を隠し通すことはできませんよ」記者は射るような鋭い視線で、マリーを見つめます。「こうして彼を外に連れ出せば、誰かの目に触れることは避けられませんからね。それとも、籠の中の鳥のように彼を家の中に閉じ込めておくつもりですか? それじゃ、本当のペットになってしまうじゃないですか」

「はぁ…」
マリーは弱気になった目を伏せます。

「でしょ」記者はニンマリと笑みを浮かべて、ケンシロウのほうに向き直ります。「じゃ、取材を再開しますか」

「でも、やっぱり…」
力を失った声になりながらも、マリーは食い下がります。

「アナタもわからない人だね」記者はうんざりとした表情をマリーに戻しました。「早く取材を受けてしまったほうが、彼もアナタたちも楽になれるんですよ」

「楽になれる?」その意味がわからないといった感じで首を捻って、マリーは尋ねます。「どうしてですか?」

「だって世間に公表すれば、彼の身元の説明が一回で済むじゃないですか。でも、取材を避けていたらどうなります? 誰かに会う度ごとに、いちいち説明しなくっちゃいけなくなるんですよ。そんなの面倒くさいじゃないですか」

「確かに、そうですけど…」

「なぁに、そんなに心配することありませんよ。注目を浴びるのも、ほんの一時ですよ。それに、アルパカ星人は、すぐに何でも受け入れてしまう高い順応性をもっていますし、誰とでもすぐに仲良くなっちゃうじゃないですか」

「そうはいっても、彼の場合はちょっと…」
ケンシロウをチラチラと見るマリーの顔からは、まだ困惑の色は消えません。

「異星人だから、話は違うというのですか?」

「ええ、まぁ…」

「では、アナタはどうだったんですか? 彼を、すぐには受け入れられませんでしたか。それとも今も-」

「そんなことはありません!」次の言葉を継がせまいという勢いで、マリーはきっぱりと言いました。「彼は、私たちの大切なファミリーです」

迷いのないその発言に心を打たれ、ケンシロウの胸に熱いものがこみ上げてきました。

「ファミリーね…」
記者も何か感じるものがあったらしく、傍らに寄り添う彼の息子に目をやると、言葉をつまらせました。
愛息が、クリクリとしたかわいらしい目で彼を見上げていたからです。
その眼差しを受けると、彼の顔つきは、ギラギラした記者のものから、温和な父親のものに変わりました。

「わかりました。待ちましょう」ようやく記者は主張を譲りました。「ただし条件があります」

「条件?」
マリーとケンシロウは同時に、不安気な声をあげました。

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★あらすじ★


バックオーライ

最近はバックガイドモニターなんて便利なものがあって便利ですね。
それ以前は人の誘導によるバックオーライをしてもらう機会が多かったですが、それによる事故も多く、あまりやらない方がいいかもしれません。
そこで今回は、「バックオーライ」による事故をテーマに、4コマ漫画を描いてみました。

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休肝日

健康のためには、週二日の休肝日がいいようですね。
ボクもそれを守りながら、お酒を楽しんでいます。
そこで今回は、休肝日をテーマに4コマ漫画を描いてみました。
いやぁ~、この人の気持わかるなぁ。

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ゆる(すぎ)キャラ

ゆるキャラブームですが、みなさんはどのゆるキャラが好きですか?
さて、今回はゆるキャラをテーマに4コマ漫画を描いてみました。
どうぞ見て、ふなっし~。

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お坊ちゃまのスマホ

iPhoneネタの4コマ漫画、第二弾です。

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隠れられない隠れ家

喧騒を離れ、しっとりとお酒を楽しむ隠れ家、たまにはいいですね~。
そこで今回は、「隠れ家」をテーマに4コマ漫画を描いてみました。

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第三十六話 特ダネ

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「ペ、ペットがしゃべった!」
父親のアルパカ星人は、腰を抜かさんばかりの勢いで身体を反らせ、驚愕の声をあげました。

「だからペットじゃないっての!」
ケンシロウは噛みつくような口調で叫びました。

「そうなんですよ。ペットじゃないんです」
荒ぶる愛犬を鎮めるように、マリーはケンシロウの背中をさすりながら、慌てて仲裁に入りました。

「えっ、じゃ、何なんですか?」

「異星人なんです」

「い、異星人!」父親のアルパカ星人は、今度は逆に身を乗り出し、ケンシロウに熱い視線を注ぎました。「これは、スクープだ!」

「スクープって、あなたは?」
マリーの円満な笑顔が警戒の色に染まります。

「すいません。私はこういうものです」
父親のアルパカ星人は名刺をマリーに差し出します。

「アルパカ市民新聞…」
メガネを持ち上げると、マリーは細い目をさらに細めて、名刺の文字を読み上げます。

「そうです。新聞記者です」父親のアルパカ星人は一礼すると、これで取材依頼の手続きは終わったといった感じで、そそくさとペンとメモ帳を取り出し、質問を始めました。「で、どこの星から、彼は来たんですか?」

「ち、ち」その質問にマリーが答えかけると、

「地球です!」
お調子者のケンシロウは、ペットから取材される身分に昇格したことに気を良くし、マリーの返答を遮るように元気よく答えました。

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「ち、ちょっと待って下さい!」
マリーは、いきなり始まったインタビューの流れを堰き止めるように、強い口調で話に割って入りました。

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★あらすじ★

iPhone攻撃

新しいiPhoneでましたね。
ボクの周りでは、まだ買い換えた人はいませんが、結構な人気なようです。
そこで今回は、「iPhone攻撃」をテーマに4コマ漫画を描いてみました。

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第三十五話 吠えるケンシロウ

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「こんにちわ~」
向こうからやってきた親子と思えるアルパカ星人は、びっくりしたような表情でケンシロウを見ながら、マリーにお辞儀をしました。

「こんにちわ。ボク、今日もお父さんと一緒にお散歩? いいわね」
マリーは鶴瓶さながら、人なつっこい笑顔で、子どものアルパカ星人に声をかけます。

「うん」その子は答えましたが、関心はケンシロウにあるようです。「ねぇ、おばあちゃん。これ何?」

これって、オレのこと? ケンシロウは自分がもの扱いされたようで腹が立ち、キッと子どものアルパカ星人を睨みつけました。

「コワ~い」
子どものアルパカ星人は泣きそうな表情で、父親のアルパカ星人にすがりつきました。

「大丈夫よ。怖がらなくも」
マリーは子どもをなだめます。

「本当? 噛まない?」

「噛まないわよ。優しいんだから」

「じゃ、なでなでしても、大丈夫?」

「うん。やってごらん」

「えーっ、本当かなぁ…」
男の子は、恐る恐るケンシロウの頭に手を伸ばしてきました。

「ガォ-!」
狂犬扱いされた腹いせに、ちょっと脅かしてやろうと思い、ケンシロウはその手に噛みつくマネをしてみせました。

「きゃー! 嘘つき、全然おとなしくないじゃん」
子どもは慌てて手を引っ込め、火がついたように泣き出しました。

「ごめんね。どうしたのかしらね」
マリーは泣きじゃくる子どもの頭をなでながら謝りました。

「いやいや、気になさらないでください。どこか、怪我をしたというわけではないんですから」父親は、平謝りするマリーに優しく声をかけると、男の子の肩を引き寄せ、「ほら、もう泣くな。男の子だろ」と涙をふいてやりました。

「本当にスミマセン」
マリーは、まだ足らないというように、深々と頭を下げて謝ります。

その姿をみると、さすがにケンシロウも大人げないことをしたと反省の念にかられました。
しかし、傷つけられたプライドの回復には、まだ時間がかかりそうです。

「でも、奥さん」父親のアルパカ星人は、ケンシロウを一瞥して言いました。「変わったペットを飼っていますね」

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「オレはペットじゃない!」
生傷に塩をすり込まれるような激痛が走ったケンシロウは、さらに大きな咆哮をあげました。

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★あらすじ★

キップがない!

探しのもは何ですか〜。キップです。なんて話、けっこうありません?
そこで今回は、「キップがない!」をテーマに4コマ漫画を描いてみました。

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ストーカー

ストーカーによる凶悪な犯罪、許せませんね。
そこで今回は、ストーカーをテーマに4コマ漫画を描いてみました。

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大抜擢の理由

待ちに待った「ドクターX」、始まりましたね。
一度でいいから「ワタシ失敗しないので」と言ってみたいものです。
そこで今回は、失敗しない能力を買われて抜擢された人物をテーマに、4コマ漫画を描いてみました。

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油断できないジンクス

いや~めっきり寒くなりましたね。
つい最近まで季節外れの夏日が続いていたので、余計に寒く感じるのかもしれません。

こんな日は熱燗やりたいですね~。

しかし、今日は休肝日。ノンアルコールのビールで我慢して、今日も一日無事過ごせて良かったと、晩飯の餃子を食べながらくつろいでいました。

ところがです。
気をぬいて、NHKBSプレミアムで午後7時15分からやっている「にっぽん縦断 こころ旅」を見ていたら、いきなり例のヤツが映ったんですよ。
つまり、このブログでも何度か書いた、ボクにとってのジンクスである某大手自動車メーカーの黒のSUVが…。

家に帰っても、油断できないなんて、なんてこったい!

このジンクスカーの記事をリンクしておきました。関心のある方はご覧ください。「記事1」「記事2」「記事3」

偉大なる91歳ブロガー

今日何気なく、NHKの「ゆうどきネットワーク」を見ていましたら、見習いたいなぁと思うご高齢のブロガーが出演されていました。

徳島に住む91歳の堀江幸子さんという方で、「さっちゃんのお気楽ブログ」というブログを運営されています。

さて、このブログ、一日のアクセス数2000件を超えるそうです。
ワタシのブログなんぞ、はるかに及ばない数字で、とてもうらやましいです。

ブログを拝見させていただけば、70歳の頃から習い始めたという絵と文章で構成された内容になっておりました。
絵も文も優しさに満ち溢れ、なるほど、この癒やしを求めて訪れる人が多いんだなと納得できました。

尊敬してしまうのは、そのお年でブログをやっておられることだけではありません。

堀江さんの歩んできた人生も、またすごいのです。

堀江さん、現在一人暮らしなんです。
といっても、旦那さんに先立たれたからではなく、結婚されなかったからです。

その理由は、病気がちの母親と幼い弟を抱えていたため、一家の大黒柱となって必死に働かざるをえなかったからだそうです。
お母様が亡くなられたのは、54歳のころで、以来40年近く一人暮らしを続けていらっしゃいます。

絵を習い始めたのも、一人暮らしの寂しさを埋めるためだったようです。
ブログも、寂しさを忘れさせてくれるツールになっているそうです。記事を書けば、コメントなど反響があり、そこから生まれる交流で、人とのつながりが感じられるからだとおっしゃっていました。

この放送を見て、絵もブログも脳の活性や生きがいに、とても役立つのだと思いました。
堀江さんを見習い、年をとってもブログを続けていきたいと強く思った次第です。

別の話になりますが、堀江さんのようにご高齢になっても、子どもたちに夢を与える漫画を描き続けていただいた、やなせたかしさんのご冥福をお祈りします。

おもてなし

今年の流行語大賞、「倍返し」になるんでしょうか、それとも「おもてなし」でしょうか?
そこで「おもてなし」を話題にするなら「今でしょう」ということで、それをテーマに4コマ漫画描いてみました。
それでは、どうぞ「じぇじぇじぇ」

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第三十四話 マリーの家族に乾杯

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「じゃ、畑仕事にいきましょうかね」
ランチの後片付けが終わると、マリーはケンシロウに声をかけました。

「は、はい…」
その隣で、指示に従い食器を拭いていたケンシロウは気のない返事をしました。
リーフの介護をするのが嫌で、畑仕事に行くことを選んだケンシロウでしたが、後で考えてみると、外に出れば、他のアルパカ星に出会わざるをえなくなることに気づき、それに恐怖心を抱いていたのでした。

「後はボクがやっておきますから、ケンシロウさん行ってください」臆病風に吹かれているケンシロウの背中を押すように、そよ風が言いました。「あっ、ミントもいいよ。仕事遅れちゃうから」

「あら、そう。じゃ、お願いします」ミントはエプロンを脱ぎながら、気持ちも切り替えるように言いました。「それでは、午後はお仕事に精を出すとしますか」

「そうそう、元気で働けるってのは幸せなことだよ」マリーは相づちを打ちます。「世間様のためにも、家族のためにもなるからね。おまけに身体のためにもなる。一石三鳥だよ」

そういう会話を続けられれば、居候の身分であるケンシロウは、畑仕事に行くのが嫌だとは言えません。
重い気持ちを引きずりながら、台所を出て行くミントとマリーの後に続きます。

「では、おじいちゃん行ってきますね」ミントは居間にいるリーフに声をかけます。

「ああ、行っておいで」とリーフ。

「おいしい野菜つくってくるからね」マリーも出発の挨拶。

「うん、頼むよ」

「ボクも行ってきます」沈んだ口調で、ケンシロウも続きます。

「行くって、便所かい?」とリーフ。「じゃ、ワシもお願いしようかの」

「違います、違います。行くのは便所でなく、畑です!」
またリーフのトイレ介助をさせられたらかなわないと、ケンシロウは逃げるように居間のドアを閉め、前をゆくふたりを追いぬく勢いで玄関に向かいました。

「おや、やる気満々だね」マリーは急に活発になったケンシロウを見て、うれしそうに言いました。「これは今日の畑仕事はかどりそうだわ」

「よかったですね、いい助っ人ができて」とミント。「おじいちゃんのお世話もしてくれるし、いい人が家族の一員になってくれたわ」

誤解の種がどんどん大きくなって、ますます気が重くなるケンシロウ。
これからどんな出会いが待っているか、ビクビクしているこっちの気持ちも知らないで…。となりで目尻を下げて笑う鶴瓶顔のマリーが憎たらしくなってきました。こんなのと外を歩くなんて、まるで『鶴瓶の家族に乾杯』じゃん!

そう思いながら、その番組さながら先頭に立って玄関の外にでる鶴瓶、いやマリーに導かれるように野外に出ると、さっそく、二匹のアルパカ星人がこちらに向かって飛んでくるのが見えました。

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★あらすじ★

人という字の意味

恩師の言葉、いつまでも人生の支えになるものです。
いまでも、心に残る恩師の名言は「人という字の意味です」。って、それ金八先生じゃん!
そこで今回は、「人という字の意味」をテーマに4コマ漫画を描いてみました。

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10周したくなる散歩道

10月も半ばだというのに、なんでしょう、この暑さ。
でも、夜になると、ちょうどいい気温になり、ウォーキングしやすいんですよね。

改めて考えてみますと、散歩に最適な季節って、春と秋だと思うんです。
暑すぎず寒すぎず、春は花がきれい、秋は紅葉がきれい、空も澄んでいてとても気持ちがいい。最高です。

というわけで、夕食後、散歩に行きました(夜じゃ、紅葉も澄んだ青空も関係ないじゃん)。

しかし夜、ウォーキングする利点もあるのです。
それも秋ならではの風情があるのです。

秋コースと呼ばれる(そう呼ぶのはボクだけですが)散歩コースがありまして、そのコースを回ると秋の風情を満喫できるのです。
というのも、そのコースには高級日本料理店がありまして、今の季節、その店の前を通ると松茸の匂いがプンプンするわけです。

それにしても、その店の放つ松茸の匂い強烈です。
50メートルぐらい離れても、匂いが届くのですから。
空腹時なら、その店の周囲、10周ぐらいできそうです(そんなに回ったら余計腹が減って、松茸食いたくなるだろ!)。

匂い松茸味しめじ、と言いいますが、やはり年に一度は食したいものです。ええ、しめじではなく、松茸ちゃんをです。

家に帰って、早速その要望を告げたら、「じゃ、明日エリンギ買って、それと、ご飯に松茸の粉末まぜて、松茸風味ご飯つくりましょうかね」だって。
そうじゃないだろ!


ミステリードリンク?

今日も季節外れの夏日。ビールが美味しい日が続きます。
でも、今日は調子に乗って飲み過ぎたのか、ちょっと頭痛いです。

そういう時、無性に飲みたくなるのが、何を隠そう(隠す必要もないか)オレンジジュースなんです。

普段は、オレンジジュースなんて飲みたいとも思わないのに、何故か二日酔いのときに飲みたくなるオレンジジュース。
前に何処かのテレビ番組で、二日酔いに効く飲み物はオレンジジュースだと言ってました。
そういうことで、身体が猛烈にオレンジジュースを欲するのでしょうか?

ともかくも、もしやオレンジジュースの買い置きがあるんじゃないかと淡い期待を抱いて、冷蔵庫を開けてみました。

が、やはりナッシング。
ペットボトルのコーヒーは何本も入っていますが、今はコーヒーを全く受け付ける状態ではありません。余計に胸焼けしますし、だいいち眠れなくなります。

仕方がない、近くの自販機に行くかと150円を握りしめて、強風のなかお買い物に出かけました。

で、歩いて100メートル(近っ)。ポッカの自販機とコカ・コーラの自販機の前に立ち、ドチラの自販機に入っているオレンジジュースを買おうか、しばし思案。

ここで、オレンジ果汁が濃厚なポンジュースがあれば、即決なのですが、どちらも中途半端な濃度で理想に遠く及びません。
でも、コンビニまで買いに行く気力はないので、ここは妥協するしかないと思い、オレンジ果汁が雀の涙ほどしか入っていない、ファンタオレンジを選びました。

ところが、お金を投入し、開口扉の中を探ると、手に触れたのは、ペットボトルの感触ではなく、金属の冷たい感触。

扉を開けて覗いてみれば、そこには最も選びたくない缶コーヒー。
「やっちまった〜」
くそっ、30円のお釣りじゃ、買い直せないじゃん。
確かに、ファンタオレンジのボタンを押したはずなのに、まだジンクスの余波が続いているのか! 
腹を立てながら、そやつを持ち上げるとやけに軽い。

その時、すべての事情を察しました。
誰かが飲んだ缶コーヒーを捨てる場所がないので、そこに戻したんだと…。

もう一度、中を探ったら、ファンタオレンジありました。メデタシ、メデタシ。

でも、ひどいことをする人がいますよね。

リベンジのお宅訪問

前回のお宅訪問で大失態をやらかしたワタナベ サムシさん。
今回、リベンジということで、新発想の三世帯住宅にお邪魔することになりました。
さて、どんな結果になりますやら…。

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ゾンビ・ジンクス

昨日のジンクスの話の続きです。

昨日はジンクスに祟られて大変な一日でしたが、就寝前、気持ちを整えるために、日曜日に購入した『ブラックジャック創作秘話 Val4~手塚治虫の仕事場から~』(原作・宮﨑克 漫画・吉本浩二 秋田書店)を読みました。

この漫画を読むと、自分の味わった苦労なんて、とても小さなもののように思えてくるんですよね。
だって手塚治虫さんを初めとするスタッフや編集者の方々、修羅場のような仕事場で、不眠不休の無茶な仕事をしていたんですよ。
それに比べたら、ボクの苦労など、苦労のうちに入りません。

と、気持ちを切り替え、翌日、つまり今日、元気よく出勤したわけです。

昨日電撃的に飛び込んできた内部監査は、午後1時30分スタートだというので、昨日以上に鬼のように馬力をかけて、仕事をしながらの準備作業をしました。

おそらく監査員らがボクらの作業場に来るのは、2時30分頃になると予測。昼飯も1時過ぎまで遅らし、なんとか間に合わせました。

ところがです。3時近くなっても、訪れる気配なし。
4時30分から会議が入っているので、早くやり残しの仕事に取りかかりたいのですが、ここまできて、せっかく整えた職場を汚すわけにもいかないので、気をもみながら待つしかありません。

そのうち、隣の作業場で働く同じチームの仲間から、「内部監査、延期になったんだって」との連絡。
うぉーっ、これまでの努力は何だったんだ! 相棒と一緒に、昨日以上の徒労感を味わいました。

昨日で尽きた思っていたジンクス。まだ、ゾンビのように生きてました!

それにしても、そんな情報、内部監査開始前に課長に知らされていたはず。普段、「報連相」が大切だと言っている課長さん。どうして、もっと早く教えてくれないんだ~!


くだらないジンクスに祟られた一日

以前、「くだらないジンクス」という記事を投稿しましたが、今日はそのジンクスに祟られた一日になってしまいました。

そのジンクスとは、某国産大手自動車メーカーの黒のSUV(現在は生産しておりません)に出会うと、不吉なことが起きるという、他人様からみたら実にくだらないものです。

今日は、悪夢にうなされて起きるという不吉なスタートでした(会社に遅刻しそうだと電話を入れるが、全然つながらないという夢です)。

悪夢と蒸し暑さ(10月だというのに今日も暑かったですね)で、ぐったりとした気分で朝の支度を済まし、正夢にならないように、いつもより早く家を出ました。

その通勤途上でした。そやつを目撃してしまったのは…。

「マジかよ」とガックリうなだれ、ブルーマンデーの浮かれない気分がますます暗く沈んでいきました。

でも、すぐに気分を入れ替えようと、「大丈夫、気のせい、気のせい。実際に不吉な予感が当たったことなんて、そんなに無いじゃないか」と言い聞かせました。

しかし、その一方で、「でも今日、不吉な予感が当たったら、ますますジンクスを信じてしまうクセがついちゃうんだろうなぁ」という恐怖感にかられました。

そう思っていた直後、いつもは早く変わる信号がなかなか変わらず、悪夢のなかでも同じようなシーンがあったなと思い出し、早くも不吉な予兆が…。

まさか何かこれからトラブルでも起きて、会社に遅れることになるのか…。そんな恐怖心を抱きながら会社に向かいましたが、幸い無事会社に到着できました。

しかし、ホッとしたのもつかの間。
早番の作業をしていると、朝礼を終えた相棒が暗い顔で現れ、「明日、内部監査だってさ」と悪いニュースをお土産にもってきました。
「またかよ」とオレ。不吉なことはコレだったかと、ため息をつきました。

恐怖の内部監査は先月受けたばかりでした。
しかしこの度、急な人事でチームが変わった相棒と自分。内部監査がまだ終わっていない様子の新チームで、そのうち、こういう事態が巡ってくるのではないかと予想はしていたのですが、それが現実になるとは…。
しかも、明日なんて。準備期間が全くないじゃん!

新チームの課長は、けっこう心配性で細かく、内部監査とかが予定されていれば、すぐにその情報を流すタイプです。
なのに、なぜ今頃になって…。あまりに急すぎて、今でしょう! になっちゃうじゃん!
などと、相棒と不満を言い合いましたが、そんなことを言っている場合ではありません。

大急ぎで仕事を片付け、明日の用意をする時間をつくろうと馬力をかけました(本当、心身ともにつかれてしまいました)。

やっと、昼休みに身体を休められ、痛む腰をたたきながら現場に戻ってくると、「また面倒くさい電話がかかってきた」と相棒。
まだ祟りは降りかかるのか! ますます重たい気分で仕事をする羽目になりました(そういえば、新チームの課長。色は違いますが、あの恐怖のジンクス・カーに乗っているんです。あ~あ、なんていう巡り合わせ!)。

その後も細かいトラブルに見舞われつつ、ようやく仕事を終えましたが、帰宅途上、トドメの不吉な出来事がありました。坂道を下っていたら、黒猫が目の前を横切ったのです。

この後どんなトラブルに見舞われるのかと恐れつつ、夕食後、パソコンを打っていたら、いきなりシャットダウン。打ち込んだものがすべてパー。

ジンクスなんて気持ちの問題だと思いますが、こんなことって、あるんですね!

第三十三話 明るい介護の秘密

★初めての方はこちらから★

そういうことか!

そよ風ファミリーのランチ・ミーティングに耳を傾けていたケンシロウは、彼らが大変なリーフの介護に押し潰されないで、明るく暮らせていられる秘密に気がつきました。

それぞれ違う時間に働くように予定を組めば、介護のバトンタッチがうまくつながれていくってことか。
それに半日労働で、短時間の介護で済むとなれば、それぞれの負担も減らせる。

さらに、一家の主が半日労働で、どうやって生活ができているのかという疑問も解けました。

それぞれが半日労働でも、全員の労働時間を足せばフルタイム以上の労働時間になり、収入面の問題も解決されるってわけか。
なるほど…。

第三十三話+のコピー_convert_20131006112559


妻を介護の犠牲にし、一家の主である夫は妻の愚痴と激務に耐えて火の車の家計を支えるという、悲壮感に満ちた母国のそれとは違う、そよ風ファミリーの知恵にケンシロウは感心しました。

「で、ケンシロウの午後の予定はどうなるんじゃ?」ケンシロウが他人事のように、ランチ・ミーティングを眺めていると、いきなりリーフが話題をケンシロウに向けてきました。

「あっ、そうですね」そよ風は、初めてケンシロウの存在に気がついたように声をあげました。「じゃ、また午後も一緒に介護の実習をしますか?」

「いや、それだけは」オレも半日介護で済ましてくれ! ケンシロウは動揺して、椅子が倒れそうなくらい背中をのけぞらせて拒絶しました。「午後は、ちょっと気分転換に、違う実習をさせてください!」

「そうですか…」そよ風は腕を組んで考え込みます。「でも、他の実習って、何かあるかなぁ~」

「それならば、一緒に畑に行くかね?」マリーが提案をしました。

「ぜひ、ご同行させてください!」農作業などやったことがないケンシロウでしたが、訳のわからないことを言うリーフにつきあうよりも、何の言葉も返さない野菜につきあうほうが、ずっとマシだと思い、身を乗り出して懇願しました。

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★あらすじ★

いとしのエリー

大人気だった『あまちゃん』終わっちゃいましたね。ドラマのエピソードでも使われた映画『潮騒』、能年玲奈ちゃんの主演で観てみたいです。
そこで今回は、『潮騒』を舞台にした4コマ漫画を描いてみました。

いとしのエリー+のコピー_convert_20131005115505

消費増税対策

消費増税が決まりましたね。収入が増えないのに負担ばかりが増え、やりくりに苦しみます。
そこで今回は、「消費増税対策」をテーマに4コマ漫画を描いてみました。

増税対策+のコピー_convert_20131005083430

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マウントエレファント

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アルパカとバラとスプリング、つまり春(おまえはルー大柴か)を愛するナイスミドル?なサラリーマンです。でも同僚には、そんな趣味、ばらしません。キモイっていわれますから。残念!(古っ!)

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