お世話になりました

今年一年、私の拙き小説や漫画にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
皆さんの訪問やコメントに励まされ、更新することができました。

コメントもせずに失礼しているブログもたくさんありますが、いつも楽しく拝見させて頂いております。
この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

良い年越しを迎えられますよう、お祈り申し上げます。

アルパカから「除夜の鐘」。

除夜の鐘+のコピー_convert_20141229165154

「年越しそば」もおまけに。

一杯のかけそば+のコピー_convert_20141115101023

※「一杯のかけそば」は、昔話題になった童話をもとにした漫画です。
ご存じでない方のほうがおおいかもしれませんね。
その童話の解説は、コチラ

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ハイエナ

ハイエナ+のコピー_convert_20141230095908

共通の趣味

部下の趣味+のコピー_convert_20141130162325

「失敗と敗者」スピンオフ

前回の投稿小説、『失敗と敗者』のスピンオフを書いてみました。
くだらない話ですが、どうぞ。

「では、羽田一樹選手へのインタビューをお願いします」

「はいわかりました。羽田孜選手。ご愁傷さまです。いい演技でした」

「ありがとうございます。でもボク、羽田孜という名前じゃないです。羽田孜さんは政治家ですよね。誰も覚えていないでしょうが、元首相も務められた。それにまだボク死んでいません」

「それはともかく、4回もシャンプー失敗しましたが、転倒で服破れませんでした?」

「ジャンプはしましたが、シャンプーはしていません。競技中にシャンプーしたらおかしいでしょ。それに失敗したのは2回ですし。また心配していただくのは有り難いですが、気を遣っていただくのは、できれば服よりボクの身体のほうにしていだだけません?」

「でも良かったですね。あれだけ失敗して、優勝をするとは。裏でメロンを渡していたんじゃありません?」

「おい、人の話をきけよ。それになんだメロンて。大門未知子を斡旋する岸部一徳さん演ずる晶さんじゃあるまいし」

「最後に、折れない秘訣を教えて下さい」

「こっちが聞きたいわ!」

おまけに4コマも。

エコなカレンダー+のコピー_convert_20141227084459



失敗と敗者

中一の娘に誘われて、フィギュアスケートの大会を観に行った。

その大会には、娘が夢中になっている男性選手が出ているのだ。
アイドル並みのルックスをもつ彼には女性ファンが多く、娘もそういう不純な動機から、にわかフィギュアスケートファンになっているのだろう。

ミーハーなやつだ…。
私は、その大会が開催される会場に向かう車中でキャッキャとはしゃぐ娘を、少し冷めた目で見る。
と同時に、その無邪気さをとてもうらやましく思う。

私は今、家族に言えぬ大きな悩みを抱えている。
仕事の悩みだ。

私は、塗料を生産する会社に勤めている。
そこで私は塗料の開発をしているのだが、会社から大きな決断を迫られているのだ。

それは私の任されている研究の存続にかかわる決断だ。

私のやっている研究とは、夜光塗料の開発だ。
従来の夜光塗料との違いは、昼間の見た目の違いである。

つまり従来の夜光塗料は、いわゆる蛍光色であり、その色の縛りから使われにくいという欠点をもっていた。
わかりやすい例をあげれば、車である。
いくら夜間において視認性が高まるといっても、あのケバケバしい蛍光色の塗られた車を選ぶ人は少ないということだ。

しかし従来通り、自分の好きなカラーを選べて、夜だけ発光するような塗料ができたらどうであろう。
安全性に対する消費者の意識が高まる現在、きっと受けるに違いない。
私たちはそう確信し、一心不乱に研究に打ち込んできた。

だが、何の成果もあがらぬまま、三年が経った。
そしてついに昨日、この研究から手を引くかどうか、プロジェクトリーダーである私に意志を示せと迫ってきた。

開発に成功すれば、莫大な利益があがる可能性のあるそのプロジェクトに、会社としても未練があるのだろう。
しかし成功が見込めないものならば、ドブに金を捨てるようなものである。

他部署では乾いた雑巾を絞るようなコストダウンを強いられているのに、私の研究だけ、そんな悠長な贅沢は許されるものではない。
上層部もどこかで区切りをつけなければいけないと、重い腰をあげたというわけだ。

意思表示は、休み明けの月曜日にしなければならない。

昨晩、私は一睡もできなかった。
朝も食欲がない。

鉄アレイが首からぶら下がったように、気分が重く沈む。
家に閉じこもっていれば、余計に息苦しさが増す。

娘の誘いに乗ったのは、その沈鬱とした空気から逃れたかったからだ。

浮世離れした場所に行けば、一時でも悩みを忘れられるかもしれない…。
私はそんな淡い期待を抱いて、スキップするように会場のなかに入る娘の後を追った。

場内は、まるで女子校の体育館のなかにでも入ったかのように、若い女の子の熱気であふれていた。
そのなかを中年のオヤジが分け入っていくというのは、なんとも居心地が悪い。

私は身を縮めて、娘の隣の指定席に座る。
この窮屈な時間がこれから二時間以上も続くかと思うと、沈鬱とした気分で家にいたほうがマシだったかもしれないと後悔しはじめた。

私は外部の情報をシャットダウンするついでに、睡眠不足を埋めようと、きつく目を閉じた。
それと入れ替えに、周囲の雑音にかき回されるように、暗い頭のなかは決断のつかぬ悩みがグルグルと激しく回る。

私がこの研究に執着するのには、個人的に大きな理由があった。

私は大学時代、親友を交通事故で失った。
その事故は、夜間に起こった。

私たちの通っていた大学の校舎は、民家もまばらな丘の上にあった。
大学でのゼミ活動を終え、ふたりでその丘の道を降っていたとき、友人は車にはねられたのだ。

その車は、夜間に認識しにくいダーク系のボディカラーの上に、ライトを点灯していなかった。
私との会話に気を取られていた友人は、突然進入してきたその暴走車に気がつくのが遅れ、接触してしまったのだ。

私がその事故に巻き込まれなかったのは、とっさに友人が私をかばってくれたからだ。

しかし、私はそのことで心に深い傷を負った。
車道側に顔を向けていた私がもっと早く暴走車の存在に気がついていれば、友人は死なずに済んだのだ。

私はそのことを悔い、ひとつでもそのような事故を減らすことで罪滅ぼしをしようと考えた。
そして出した結論が、夜間にだけ蛍光色にかわる塗料の発明だ。

私はその研究をするために猛勉強して、塗料を学べる大学に入り直した。
そこでの研究成果を認められ、私はいまの会社に就職でき、ようやくプロジェクトリーダーを任される立場にまでのぼれたというわけだ。

しかし失敗続きの研究で、私は自信を失っていた。
給料泥棒だという悪口も聞こえてくる。
目をかけてくれた上司からも、厳しい目を向けられている。

このままでいけば、私は完全に孤立し、会社にいられなくなるに違いない…。
育ち盛りの子供をかかえる父親となった現在、私はそのことをひどく恐れた。

「お父さん」ウトウトしかけた私の肩を娘が揺すった。「なに寝ているのよ。カズクンの演技が始まるわよ」

「うん…」
気のない私は、目をこすりながらリンクに視線をむける。

するとゲートから、ダイヤモンドのように光る衣装をまとった羽田一樹が颯爽と現れた。
そして羽田一樹が観客席に向かって一礼すると、地響きがするくらいの歓声がわいた。

「まるで王子様だ」
その歓声で、だらけた脳髄を金槌で叩かれたような刺激を受けた私は、皮肉を漏らす。

「そうよ。カズクンは私の王子様」
娘は、それを皮肉と受けとらなかったようだ。

どこまでオメデタイやつなんだとため息をもらしつつ、私は冷めた目で羽田一樹の演技を観る。

羽田一樹の演技は、素人目にもわかるくらい高度で洗練されていた。
これでアイドル級の容姿なら、若い女の子に騒がれるのもわかる。
目を凝らすと、絶頂期の人物が放つオーラも感じられた。

広いリンクを縦横無尽に滑る羽田一樹は、まるでこの上なく滑らかな書き心地のペンのようであった。
そのきれいな弧を描く羽田一樹は少し腰を沈め、それからジャンプに入った。

羽田一樹の細身の身体は鋭く4回転する。
そして着地するやいなやまた4回転。
それを再び繰り返そうとしたとき体勢を崩して、羽田一樹は尻もちをついた。

娘が落胆の声をあげるのと同時に、他の女の子たちも深い溜息をつく。

「かっこいい王子様も台無しだ」
私は聞えよがしに悪口を言う。

会社で浴びせられる以上の、敵意に満ちた視線が私に向けられるのがわかる。

なんだよ。王子様は失敗しても許されるのかよ…。
失敗して立場を失いかけている自分と比較し、私の心はささくれ立つ。

私はふてくされた気分で、演技を再開した羽田一樹に視線を戻す。
すると懲りないことに、羽田一樹は再び4回転ジャンプの連続を試みた。

気づいたら、私は「失敗しろ」と念じていた。
その想いが通じたのか、羽田一樹は前よりも無様な失敗をした。

「言わんこっちゃない」私は勝ち誇ったかのように鼻で笑う。「毎日飽きるほど練習しているだろうに、なんで失敗するかね」

「違うわ!」娘は私をキッと睨む。「カズクンは成功率の高い演技で得点を稼ぐような臆病者じゃないわ。こんな大舞台でも、自分の限界に挑戦する勇者よ」

「うっ…」
娘の批判は、守りの姿勢に傾きかけた私に向けられているようだった。
それだけに、私は強い反発心を覚えた。

「でも失敗に終われば、明日はないじゃないか」
この大会で好成績をあげられなければ、オリンピックの出場権を失う立場にいる羽田一樹のことを私は知っていた。

にもかかわらず、羽田一樹はその無謀な挑戦を再開した。
そしてついに、誰も成功させていない連続3回の4回転ジャンプを成功させた。

今度は歓喜の地響きとともに、スタンディングオベーションが始まった。
知らぬ間に私も立ちあがり、拍手をしていた。

胸には熱い感動がわきあがり、涙で視界が霞んでくる。
それに反比例するように、私の心は晴れ、決断が明確になってきた。

私は会社がノーと言っても、全生涯をかけて夜光塗料の研究を続けようと決意を固めた。
たとえ自分が生きている間に成功できなくとも、1ミリでも前に進めれられば、誰かが私の遺志を継いでくれると信じて…。

〈完〉

おまけに4コマをつけておきました。

スリップ+のコピー_convert_20141227065311









パチンコ

パチンコ+_convert_20141227043539

釘は両手と足だけ。
クリスマス企画ということで新台入替されたキリストのパチンコ台。
これでパチンコになるのでしょうか。
パチンコやらないのでわかりませ〜ん。


問題な人

受理されぬ名前+のコピー_convert_20141206094351

サイバーテロ+のコピー_convert_20141221073149

ホットなネタですが、この上なく危険な漫画を描いてしまいました。
ああ怖っ。
こんな国に生まれなくって良かった。


しりとり

しりとり+のコピー_convert_20141225034602

年賀状も今日までに出さないと、元旦に間に合いませんよ。
せっせと書いて、郵便局へGo!

クリスマス・プレゼント

今日はクリスマス・プレゼントとして、4コマ漫画をふたつ投稿しました。
素晴らしきクリスマスでありますように。

おかしいじゃん_convert_20141222215218

クリスマスプレゼント+のコピー_convert_20141213152418

知らな~い

知らない+のコピー_convert_20141207073800

若い人はご存じないかもしれませんが、昔々『笑って笑って60分』という番組がありまして、そこで小松政夫さんがこんな格好でコントをやっていたんですよ。

昭和ネタは、ついてこられないでしょうね。
ホント、「知らない 知らない 知らない」ですよね。

知らないヤング(これも死語)は、これをご覧あれ。



最近はコント番組が少なくなりました。
数少ないコント番組のなかでは、NHKのBSで月一回放送される『コントの劇場』がオススメです。
質が高く、爆笑間違いなし。
試しに、御覧ください。


コントの劇場「11月号」田中美佐子 投稿者 dm_5055cb6ebe0b9

コントではないですが、もうひとつ爆笑ビデオを付録。



ハッピー・クリスマス

ハッピー・クリスマス_convert_20141221192122

ウルトラマン

ウルトラマン+のコピー_convert_20141220071101

年末の仕事の追い込みも、明日からがピークになる方も多いことかと思います。
まさしくウルトラマンにならなければ、こなせないような仕事量になるかもしれません。

でも、この山を乗り越えれば、楽しいお正月が待っております。
もうひと頑張りしましょう!
シュワシュ

ボクの愛車 Part8

今度紹介したいボクの愛車は、これです。

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ランボルギーニ・アヴェンタドールです。
2011年に発表されたランボルギーニ・のフラッグシップです。

このミニカーもいきつけのショップの店長の、巧みな口説き文句に落とされ購入したのですが、いちばん欲しかったものなので後悔はありません。

ミニカーは少量多品種になってきているので、欲しいものはすぐにゲットするのが鉄則。
ま、それもミニカーメーカーの手口なのかも知れませんが…。

ともかくも、このスーパーカーは、これまで発売されたスーパーカーのなかでもトップを争うかっこいいデザインだと思います。
なので、所有するミニカーのなかでも一番のお気に入りとなっています。
カウンタックと言えば、黄色ですしね。

比較的大きいサイズの18分の1モデルなので、細部まで忠実に再現されている点にもうっとりさせられます。

例えば、室内。

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スィッチひとつも手を抜いておりません。

エンジンルームも、この通り。

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実物と寸分の狂いもない外観です。

ガルウィングも開きます。

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このミニカーは、オートアートというメーカーがつくっているんですが、値段とクオリティのバランスにおいて最も優れていると思います。

オートアートのホームページはコチラです。

ミニカーの画像をクリックすると拡大されますが、そのリアルな再現力に驚かれると思います。

お気に入りのクルマが見つかるかも知れません。
興味のある方は、ご覧下さい。

感染

感染+のコピー_convert_20141219230041

寒い日が続きますが、風邪にはご注意を。
僕は帰宅後、イソジンを必ずするようにしています。

雪はもっと降る

雪はもっと振る+のコピー_convert_20141217222333

雪は降る

北海道を中心に、各地で大雪に見舞われているようです。
交通の乱れも起きており、通勤や外出にはご注意してください。

さて、雪景色を見ると、つい口ずさんでしまう歌があります。
それは、Salvatore Adamoが歌う『雪が降る』です。

昔の歌なので、若い人は知らないでしょうね。
でもいい歌です。

これをテーマに4コマ漫画を描いてみました。

雪は降る+のコピー_convert_20141213065435


草の風

僕は彼女と別れようと思う。
彼女のが嫌いになったからではない。
むしろその逆で、会えば会うほど彼女への思いは強まる。

彼女と別れようと思う理由は、僕に彼女を幸せにする自信がないからだ。

僕は、自動車販売会社で営業の仕事をしている。
元来の口下手なので、成績は振るわない。
明らかにこの仕事に向いているとは思えない。

他の仕事を探してみようと考えることもあるが、バイトでの苦い記憶が僕を臆病にする。

大学時代、就職活動前に適職を見つけようと、いろんなバイトをやってみた。
たとえば、菓子工場、土方仕事、コンビニ、事務処理などなど。
どれもうまくいかなかった。

結局は、人間関係をうまく築けない内向的な僕の性格に問題があるのだと思う。
こんな社交性のない僕がほかの会社に移っても、うまくいくはずがない。

だからうじうじとして、今の仕事に踏みとどまっている。
自分で言うのもなんだが、実に男らしくないやつだ。

しかし今日は、男らしくきっぱり彼女に別れを告げようと思う。

最後の思い出づくりのために、映画をみた後、奮発してリッチなレストランで食事をし、その食後の散歩に立ち寄った公園で、僕はついに胸の内をあけようと重い口を開いた。
「あのさ‥」

「あの女の子たち、野球うまいね」
彼女は、僕の出鼻をくじく明るい声をあげた。

僕達がいる公園の隣には、市民がつかう運動場が隣接されている。
その運動場では、小学生くらいの女の子たちが、揃いのユニフォームで野球をやっていた。

「あたし、小学生の頃、あの子たちと同じように野球やっていたんだよ」

「そうなの」
初耳だった。
彼女は僕と真逆の活発な性格で、運動も得意そうだった。
そういえば、野球にも詳しくって、そういうものに関心のない僕に教えてくれることもあった。

彼女は、昔を思い出すように目を細めながら言った。
「あたしね、こう見えても、昔は超内気な女の子だったんだよ」

「えっ…」
それも初耳。

「そんなあたしを心配してさぁ、お父さんがあたしを知り合いの人がやっている少女野球チームに入団させたんだ」

「へぇ」

「でもね、全然ダメでさぁ。チームにもなじめなかったし、怖くてキャッチボールもできなかった」

「うん」
運動場でキャッチボールをやっている女の子たちを見ると、男子顔負けの力強いボールを投げている。
あれでは、初心者の女の子では恐怖を感じてしまうに違いない。

「そしたら、あやちゃんっていう子がいてさぁ、その子が優しく投げるからあたしとキャッチボールをしようよって誘ってくれたの」

「ふうん」

「でも、あたし怖くて、ボールから逃げてばかりいた。そして自信がないから、無理だと泣き言をいったわ」

「うっ…」
これから別れる理由として言おうとしていたことを先に言われてしまい、僕はつばを飲み込んだ。

「そしたらね、あやちゃんこう言ったの。自信なんて、みんな最初ないんだよ。でも、自信なんて待っていたら、いつまでも成長しないんだよ。だからひとりでいちゃダメ。あたしつきあうから、頑張ろうよ。そうすれば、自信もだんだんついてくるよ、って」

「そうなんだ…」
僕は、まるで彼女に心のなかを見透かされているような気がした。
そして、もう彼女に自信がないから別れようなんて言えないなと思った。

そのかわり、新たに芽生えた気持ちを彼女に伝えることにした。
「あのさ、僕のとなりでいつまでも一緒に歩いてくれないか」

エコ談義

 エコ談義+のコピー_convert_20141214184428

仇討ち

仇討ち+のコピー_convert_20141214113511

成果の陰

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いよいよ衆院選が始まりました。
自公連立の圧勝に終わる確率が高いですが、当たり前に続くと思っていた平和について考えさせられたいい時間をもらったと思っております。

子どもの頃、ボクは日本が再び愚かな戦争など起こすわけがないと思っていました。
頭が良く、良識にもすぐれた大人たちが日本という国を運営していると思っていたからです。
また、普通の大人も、そんな馬鹿なことが起きそうになったら黙ってはいないと確信しておりました。

ところが、隣国との関係が悪化すると、売られたけんかは買わねばならぬとばかりに、力こぶをみせて相手を威嚇するという手法で国を守ろうという大人げない主張がはびこるようになりました。
そして頭に血が上った世論に乗って、あれやこれやという間に、平和憲法が改正されていくという流れになってしまったのです。

憲法改正の理屈に、アメリカから押しつけられたものであるからいけないという考えがあります。
確かに、アメリカは日本の牙を抜くために、軍隊をもたせないという憲法を押しつけました。
そしてそれには、現実にそぐわない側面もあることは確かです。

しかしアメリカに押しつけられなかったら、つまり日本人が自ら進んで憲法をつくったとしたら、世界に誇る平和憲法などをつくったでしょうか。

きっと、他国に右にならえという、いえ、大国の脅威に怯える小国の劣等感故に、他国よりも軍事色の強い憲法をつくっていたに違いありません。
そして軍事費に財政が圧迫され、現在のような繁栄は築けなかっただろうと思います。

宿題でも仕事でも押しつけられるから、やらざるをえなくなり、それが主体性に任されたよりも、いい結果をもたらすことはよくあることです。
この点から見ても、押しつけられたからいけないとは、一概に言えないのではないでしょうか。

問題なのは、今行われようという改正が、平和憲法の進歩ではなく、悪しき前憲法への逆戻りになりつつあるということです。
その点を整理しないで、憲法改正をすべきかどうかと二者択一の質問を迫るズルさにのせられてはいけません。

こういう大きな問題は、もっと時間をかけて国民の知恵も借りながら練るものでしょう。
そして新たな平和憲法の内容を出して、これで良いかどうか国民に問うのが筋道というものです。

その工程を避け、論点をアベノミクスの継続か否かというものにすり替え、どさくさに紛れて、一気に右傾化の道に進んでやろうというのが安倍政権の正体だと思います。

選挙は何度でもあります。
厳しい目で巨大政党の動きを見張り、一日も早く軌道修正が図られるよう準備するのが、これから有権者がすべきことだと思います。

とりあえずは、その最大の被害者になる可能性のある子どもの代わりに、良識ある一票を投じにいくのが大人の務めです。
地域によっては雪のなかとなるかもしれませんが、投票所に足を運びましょう。


後悔

後悔_convert_20141209214547

昨夜は忘年会でしたが、無事帰還できました。

さて、いよいよ明日は衆院選です。
目先のニンジンにまどわされず、本当に守るべきものを奪われないよう、清き一票をいれましょう。

第九十一話 究極の選択

★初めての方はこちらから★

「着ぐるみを着ていた理由とは何だ?」
ブラウンは、愛する一人娘ローズに尋ねました。

「ケンシロウさんに渡した仮の着ぐるみが、あまりにもひどいものだったから、もっとマシな着ぐるみがないかと思って探していたのよ」とローズは答え、脱ぎかけの着ぐるみの首を持ちあげます。「そしたらこれが見つかって、ちょっとどんな感じになるかと思って着てみたの。ちょうどそのときお父さんたちが帰ってきたってわけ」

「なるほど」とブラウンは納得したように頷きます。「でも、よくそんなものあったな」

「ワタシが高校の時、演劇の舞台で着たものよ。覚えていない?」

「そういえば、そんなようなものを着ていたな…」とブラウンは答え、眉をひそめます。「で、それをこの着ぐるみのかわりに、ケンシロウさんにそれを着てもらおうってわけか?」

「そうよ」とローズはさらりと答えます。「ケンシロウさんがいま着ているのより、ずっとマシでしょ」

「かもしれんが…」ブラウンは唸りがながら首を傾げます。「しかしその着ぐるみメスだろ。いくら見た目がマシになると言っても、それを着るのは抵抗感があるんじゃないかなぁ。なにしろ外に出るときは、身のこなしもしゃべり方も女性になりきらなければならないんだから」

ケンシロウは二人のやりとりを聴きながら、自分がそれを着て女性の真似をしたら、どんな風になるだろうかと想像してみました。
なぜか手本として思い浮かんだのは、おネエタレントのクリス松村でした。
あの強烈なキャラで外を歩いている姿を思い浮かべると、裸であるいた方がマシだとさえ思えてきます。

「どうします、ケンシロウさん?」
ブラウンはケンシロウのほうを振り向いて、そう尋ねました。

第九十一話+のコピー_convert_20140803115038

ケンシロウは、む〜っと唸ったまま、即答できませんでした。

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★あらすじ★

伸ばしの効果

伸びの効果+のコピー_convert_20141101072304

食い逃げ犯

食い逃げ犯+のコピー_convert_20141210222119

忘年会シーズンですが、飲み過ぎてこういうことにならないようにしましょう。

っていうか、一番注意しなければならないのはボクですね。
知らない家の駐車場で寝ていたこともあるので。

今週末の忘年会は注意しようっと。

再ブレーク

再ブレーク+のコピー_convert_20141123084216

プレゼント

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転向

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洗浄と言えば、かの幕末の志士坂本龍馬は、「日本を今一度せんたくいたし申候」と言ったそうですが、それに対し、今の政治家は心に響く名言を残すことのないこと。

それどころか、失言の嵐。
なかでも失言の多さで有名な麻生太郎氏は、またやらかしてくれました。

ある地方都市での衆院選の応援演説で、自公政権の景気回復の成果を得意げに語り、利益をあげられていない企業については、「よほど運がないか、経営能力がないかのどっちかだ」とバッサリ。

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こういう世情を読めない人が副総理をつとめるような党は、アベノミクスが失敗しても決して認めず、他の要因に責任をなすりつけてしまうんでしょうね。

自民党天下になっても、景気回復が保証されるわけではありません。

しかし自民党天下が強まれば、日本の右傾化、原発の再稼働、増税、社会保障の削減、言論の自由の束縛などの政策が次々に実現されていくことは確実なのです(「景気回復、この道しかない」をスローガンにあげていますが、反感を買いやすいそれ以外の道は言えないのです。従って正確には、「景気回復、この道しか言えない」でしょう)。

衆院選も、もう間近です。
日本の今の暗さが、日が沈む前の暗さなのか、夜明け前の暗さなのか、どちらかに決まる重要な選挙になると思います。
そのくらいの覚悟で、今まで以上に覚悟をきめて投票に行くようにしましょう。

喧嘩をやめて

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残留兵

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戦争において、どちらの国が正義か悪かと論じるのは愚だと思います。
戦争そのものが悪だからです。

こんどの衆院選は、首相が決断した消費増税の先送りの是非を国民に問うためだと嘯いていますが、それよりも我々に問うべきなのは集団的自衛権の行使を閣議決定したことの是非ではないでしょうか。

消費増税よりも、戦争ができる国になってしまうことのほうがもっと大きな問題だと思うからです。

惜しげもなく税金をジャブジャブとつかえば、それはお金が堰を切ったように市場に流れるわけですから、景気がよくなるのは当然です。

しかしそれは長続きしないトリックです。
その化けの皮がはがれないうちに選挙を行い、思うような政治ができる体制をつくってしまおうというのが、腹の内なのでしょう。

この見せかけの一時の景気上昇のために、平和憲法という世界に誇る大切な宝を手放してしまうのは、本当にもったいない気がします。

衆院選など行わず、憲法改正をすべきかどうか、その一点に絞って国民投票を行うのが本道ではないでしょうか。

本当の安定とは、独占企業のように圧倒的な数の力によって達成されるものではなく、他党も納得せざるを得ない圧倒的な打開力をもった議案をつくってみせることによって、達成されるべきだと思います。

そしてそれを論じて、より良い政策に高めていくために、国会を活用してもらいたいものです。

日本ブログ村「税金の無駄な選挙でも棄権は避けたい」トーナメント3位作品

車道はダメよ

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プロフィール

マウントエレファント

Author:マウントエレファント
アルパカとバラとスプリング、つまり春(おまえはルー大柴か)を愛するナイスミドル?なサラリーマンです。でも同僚には、そんな趣味、ばらしません。キモイっていわれますから。残念!(古っ!)

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