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第八十二話 地下の恐怖

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「それじゃボクが呼びに来るまで、絶対にここから出てはいけませんよ」
そよ風は、ケンシロウが地下収納庫にすっかり収まったのを確認すると、強い口調でそう言いました。

「う、うん…」
閉所恐怖症のケンシロウは、どこまで耐えられるか不安に襲われながら頼りない返事をします。

「じゃぁ、閉めま〜す」
そよ風は静かに地下収納庫の床をおろします。

「ひ〜っ」
狭苦しい地下収納庫は真っ暗になり、ケンシロウは早くも悲鳴をあげました。

すると1分もたたないうちに、ケンシロウの頭の上をバタバタ踏み鳴らす音がしました。

な、何だ!
逃げろという合図なのか、はたまたプレスが台所に駆け込んできて騒いでいるのか…。
どちらか区別ができず、ケンシロウは声を殺したまま、地下収納庫のなかで身を縮めます。

ケンシロウが震えながら耳を澄ませていると、「やめなさい」というミントの声が聞こえてきました。

やっぱりプレスが押しかけてきたんだ…。
ケンシロウはあまりの恐怖で、ダンゴムシのように身を丸めます。

第八十二話+のコピー_convert_20140721095330


すると今度は、青空の声が聞こえてきました。
「ケンシロウ、幼稚園行ってくるからね」

なんだ、青空か! 
脅かしやがって…。
ケンシロウは、返事の代わりに床を拳で三回思い切り叩きました。

そうすると、ノック音が三回返ってきました。

しつこいガキだなぁ…。
ケンシロウが睨み上げると、急に床があいて、「急いで、ここから出て下さい!」と、そよ風がケンシロウの腕を引きあげました。

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★あらすじ★
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Author:マウントエレファント
アルパカとバラとスプリング、つまり春(おまえはルー大柴か)を愛するナイスミドル?なサラリーマンです。でも同僚には、そんな趣味、ばらしません。キモイっていわれますから。残念!(古っ!)

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